NHK「きょうの健康」で慢性腎臓病
2月5日(月)から8日(木)までNHK「きょうの健康」で「気付かず進行 慢性腎臓病」が特集されてました。
放送が有ったのは知ってましたが新潟は大雪でそれどころでは無かったのでリアルタイムでは見る事が出来ませんでした。
一応闘病マニアを謳ってるので「きょうの健康」は全て録画してチェックしてるので積雪が落ち着いた2月10日に録画を見ました。
慢性腎臓病
慢性腎臓病(CKD)と言われる人は成人人口の13% の1,330万人がCKDと言われてます。
厚生労働省「平成26年患者調査の概況」では慢性腎不全の総患者数は29万6,000人です。
慢性腎臓病なのに継続治療してる人は2.2%しか居ません。
遺伝性の疾患である多発性嚢胞腎で腎臓が悪くした自分としては定期的に早いうちから治療すれば悪くならない人が多いのにと思う次第です。
薬剤性腎障害
自分の場合は多発性嚢胞腎で腎臓が悪くなりましたが今回の放送では薬剤性腎障害も取り上げられてました。
主な薬剤性腎障害の鎮痛剤、抗がん剤、抗菌薬、造影剤に加えて高血圧のARB・ACE阻害薬についても触れられてました。
まとめ
日本人の8人に1人は慢性腎臓病で継続して治療してない人が97.8%が現状です。
透析導入になると命がけのサバイバルゲームに強制的に参加した事になります。
慢性腎臓病が分かった時点から直ぐに治療を開始して命がけのサバイバルゲームを回避することを切に願います。
【追記】
①多発性嚢胞腎の方はこの番組は殆ど役に立たないので多発性嚢胞腎の専門医の指導に従って闘病して下さい。
②全腎協及び下部組織の各都道府県の腎友会はもう少しCKD対策に力を入れ、この番組の告知などが出来ないものでしょうか。