闘病マニア

1999年3月21日にくも膜下出血、2004年2月4日からの人工透析してるPKD(多発性嚢胞腎)患者の闘病を主に書いてます。闘病生活も10年を超えると生き延びる為に自分の病気にやたら詳しくなりマニア化してます。ただし不良透析患者なのでコイツ大丈夫と思われる事も多いと思いますが反面教師として役立てて頂けると幸いです。最後にくも膜下出血して透析してても元気にやって行ける事が多発性嚢胞腎の皆様に伝われば何よりです。

塩分表示の見方

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減塩と言っても食品にどれ位の塩分が入ってるか分からないと塩分の少ない食材を選べないので今回は食品表示の塩分の見方の復習を兼ねて書いて見ました。


塩分の表示の仕方

食品表示は2015年4月1日に「食品表示法」が施行されました。加工食品の栄養成分表示が義務化され熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの5成分の表示が必要になりました。ナトリウムの量は、消費者がわかりやすいよう食塩相当量で表示されます。


しかし、すべての表示を急に新しく変えることは事業者に大きな負担となり経過措置期間として加工食品は2020年3月31日まで新しい表示へ移行になります。消費者としては迷惑ですが2017年現在塩分の食品表示はナトリウムと食塩相当量が混在してます。


ナトリウムの食品相当量への変換方法

食塩は原子量23のナトリウムと35.5の塩素が結合した分子で、ナトリウム量に 58.5 ÷ 23 ≒ 2.54 を掛けると食塩相当量に換算できます。

簡単に言うと食品表示されてるナトリウムに2.54を掛けた値が食塩相当量になります。

上記蒙古タンメン中本の北極ラーメンの食品表示を例にすると

・ナトリウム 合計 2.9g × 2.54 = 7.366g
・ナトリウム めん・かやく 1.1g × 2.54 = 2.794 g
・ナトリウム スープ 1.8g × 2.54 = 4.572 g

になります。


塩分表示のまとめ

食品表示を見て毎食食べる事が1番良い事は理解してますが皆様もご存知の通り現実的ではないです。

毎食見る事は出来ない中で2020年4月1日までは食品表示に食塩相当量が書かれてなくナトリウムが表記されてる場合が有ります。

不幸にもナトリウムが表記されてる場合で塩分相当量を確認したい場合は手間ですが上記の計算式を使い塩分相当量を求めて下さい。